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お伊勢参り 〈一日目〉 下宮(げくう)から徴古館  神宮会館へ [旅]

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下宮の見所として 他にも平清盛楠や初夏には菖蒲が見事に咲きほころぶ勾玉池もありますが
来年(平成24年)4月に開館予定のせんぐう館の工事の為に塀で囲われており
全く見ることができなかったことがとても残念でした

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下宮の表参道沿いにある大きなクスノキで、平清盛が勅使として参向したとき、この木の枝が冠に触れたため西側の枝を切らせたという伝承によってこの名で呼ばれており、記録によれば清盛は勅使として神宮を3度訪れているということです。樹齢1000年に近いといわれる清盛楠はすでに平安時代末期には大樹であったようです。
昭和34年の伊勢湾台風のときに中央部分が裂けて倒れ、現在の形になったそうです。

下宮のお参りを終えた後は徴古館へ行きました。

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徴古館では神宮式年遷宮で撤下(てっか)された御装束神宝のほか、内宮正宮の1/20サイズの模型、遷宮で解体された本殿に使われていた扉、千木・鰹木、祭典用具などが展示されています。
外観が赤坂の迎賓館や上野の国立博物館に似ている気がしたら、やはり同じ設計者(宮廷建築の第一人者 片山東熊)が手がけたものでした。
昭和20年の戦災でそのほとんどを消失しましたが、 昭和28年の第59回神宮式年遷宮を記念して、外壁はそのままに2階建てに再建されました。平成10年には明治時代の建築物の代表的遺構として国の登録有形文化財となっています。

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